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覚悟を問う、二十の面。

答えが出せないまま、時間だけが過ぎていく恋がある。

伝えるべきか、このまま好きでいるべきか、それとも手放すべきか。

迷ったとき、最後の一歩を決めるのは、論理じゃなくていいのかもしれません。

恋賽(こいさい)は、そんな迷いの中にいるあなたに、
ひとつの“きっかけ”を与えるためのものです。

使うのは、正二十面体のダイス。
そこに刻まれているのは、「大吉」と「大凶」だけ。

曖昧な答えも、都合のいい逃げ道も、ここにはありません。

出るのは、進むか、止まるか。そのどちらかだけです。

ただし、この賽に決まった確率はありません。

振るその瞬間のあなたの心、置かれている状況、そして流れている時間。

それらすべてが重なり合って、その一振りの結果を形づくります。

振る直前まで、何が出るかは誰にもわかりません。

一日に振れるのは、一度だけ。

やり直せないからこそ、その一振りには意味が生まれます。

大吉が出たなら、それは背中を押されているということ。
迷いはあっても、そのまま進んでいい。

大凶が出たなら、それは立ち止まる理由を与えられたということ。
無理に動かず、少しだけ時間を置いてください。

大事なのは、出た結果そのものよりも、
それを見たときのあなたの気持ちです。

嬉しいと思ったのか。違うと感じたのか。少しだけ、ほっとしたのか。

その反応の中に、もう答えは含まれています。

恋賽は、未来を当てるものではありません。

あなたの中にある本音に、気づくためのものです。

迷ったときだけでいい。

最後は、この一振りで。